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ひとりで島移住の決意

by miku tsuchiya

今始めないといけない気がするのです。

正直、そんな気持ちに駆られているのには年齢的なプレッシャーもあります。
今年32歳何かを0から始めるのは遅くはないけど、世間が遅いと言っている気がしてしまいます。
田舎だからでしょうか?年齢と性別、家族構成、パートナーの有無の問題?が
必要以上に日常会話の中に出てきます。
これらの情報が重要とされるシーンも生活の中で確かにありますが、誰かが人生を心豊かに生きるという大きなくくりではさほど重要な要素ではないでしょう。

けど、大概は世間の声とか言っているものって、実際は自分の心の声だったりもします。
世間とは自分であり、実際には自分が自分の限界や期限を決めて、
自分が自分の前に壁を作り上げ、問題を横にひたすら並べているのではないでしょうか。
自分の周りに限界の城壁を作れば、不安や恐怖、失敗などの
あらゆる人生においてのリスクから身を守れます。
その城壁の中で慎ましくも穏やかな日々を送れます。

しかし、この城壁は間違いではありません。
別に遠くに行かなくたって人間の想像力と知恵で限られた場所でいくらでも世界は深め広げられます。
この城壁の中での人間の想像力がなかったら、未だに人間は海も空も異国の地も知らないでしょう。
城壁の中での想像力はその場に居ながらにして私たちをいろんな場所に連れて行ってくれます。
時にその想像力は文章を生み、絵画を生み、造形を生み、舞踊を生み、映画を生み、開拓を生み、冒険を生み、実に多種多様な表現者、人間を生み出してきました。
そして世界は今、宇宙を知りかけているところまで来ています。
全ては想像力がなかったら成し得なかったこと。

これ、話が逸れているようで繋がっています。
島旅で私は自分の作り上げた城壁を徐々に壊しにかかっていました。
日常では決して出逢わないであろう人達や立ち尽くすような絶景、
多くの理解できない事との出逢いを利用して。

私は旅が好きです。
日常があって、たまに非日常がある。その非日常が旅です。
旅が日常になってしまうことは恐れていました。
例えば島へ移住するということです。
広くて青い海も、満天の星空も、島の人々も日常になってしまったら自分の中で魅力が薄れて来てしまうのではないかと恐れていたのです。
具体例としてはパートナーとのマンネリ化ですね。想像しやすいでしょ。

ただ、パートナーとのマンネリ化を心配してるうちは自分のことしか考えてないことに気付きました。
というのも、『自分がする島旅が好き』から『島自体が好き』という思いが強くなり、
その好きな島に長期的に住んで島の魅力を内地の人や知らない人に伝えたいと思うようになったのです。
そして知恵もお金も人脈もない私は移住を決意したのです。

誰だって、いろんな不安や限界を感じてどこか息苦しく感じて生きているのだと思います。
そしてこの決意にはもう一つ目的があります。
完全にジェンダー・ステレオタイプな嫌な言い方をしますが、
今年32になる未婚の女、資金もろくになければ、知恵も人脈もない、この私が好きなことに向かってどこまでやれるのか見ていて欲しいのです(本当は自分のことをこんな風には言いたくないですが、伝わりやすいように敢えて言ってます)。
これを見た誰かに可能性や勇気を見出して欲しいのです。
不安や恐れ、失敗の先にある絶景を私がこの目で見てあなたに安心して欲しい。
たいそれたこと言いましたが心から本当にそう思います。(オリンピックの影響ではありません)

これから移住計画に1年を費やす予定です。
この1年は移住地と仕事の決定、資金確保、
ごちゃごちゃの家のことを片付けるという課題の元に頑張ります。
実際の移住は来年のお誕生日前が目標です。

見ていていやがれってんだい!



miku tsuchiya
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