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キジムナーと出逢った古民家のお話①

by miku tsuchiya

キジムナーって何でしょう⁉︎

どうぞ、みんなのウイキペディアでまずは概要だけでも。

私は東北生まれ東北育ちです。
こちら東北では座敷童子のようなイメージの精霊です。妖怪と言われることもあります。
ちなみに、オカルトやスピリチュアルな要素は私にはないのでそちら方向の話にはなりませんので最後までお付き合い下され。東北の座敷童も沖縄のキジムナーも民俗学や伝承の分野で大きな意味を持つ存在です。でも今回はダルいうんちくは飛ばしましょう。

私がキジムナーに出逢ったのは沖縄県の八重山諸島 黒島の古民家です。
もう、こう言ってしまうとオカルト感ありますが、何度も言いますが、お化けは寝ぼけた人が見間違えたのさと思っている人間ですし、風水もパワーストーンもパワースポットもアホかと思っている部類の方です。んで、


八重山諸島 黒島はこちら

以前にも紹介しましたが、何だか私の体に合っている今一番の離島です。
今年も梅雨明けしたんだか何だか分からない微妙な時期に八重山に行きました。まだカーチバイ(夏至南風)が島を吹き渡っていました。でも、もうそろそろ吹き終わるだろうなというような、カーチバイも吹き疲れているような穏やかな吹き方で心地いい南風でした。
そしてこの黒島で2泊お世話になったのがキジムナーに出会った古民家です。
ここでその宿泊先の名前を出して紹介するのが普通なのでしょうが教えません(笑)
興味があるなら調べて下さい。ここでベラベラ喋って知れ渡ってしまうのも嫌なので(笑)
でも、この島の宿泊先も限られているのですぐに見つかるでしょう。
ただ、南の島の素敵な古民家という響きだけを聞いて宿泊先に決めると痛い目に会います。大量の虫とヤモリと時々精霊と仲良く出来る人ならこの上なくいいお家です。ディスってませんよ。真実です。

この古民家に泊まって本当にいろんな感覚が研ぎ澄まされました。

家の中を興味深くぐるぐる歩き回っていて気付いたのですが、昔の家ってちゃんと風の通り道が出来ていて、外の気温は30度は超えているだろう真昼間でもエアコンも扇風機もつけなくともお世辞なしに涼しいのです。空気が滞留する場所もなく、自然の風が家の中を自由に行き来しているのです。
そのせいか、家の中にいるのに大自然のど真ん中にいるような澄み切った感覚を全身で感じることが出来ます。あの気持ち良さは最高の一言です。

そして時より現れる古民家のオーナーさんとの会話がいい島時間を作ってくれました。
やっぱり言葉のイントネーションが東北とは違うところが多くて、私が聞き返すことが多かったのですが懲りずに沢山お話をしてくれました。竹富島の黒い話とか私にはすごく興味深かったです(笑)!
それとこの古民家はもともとご家族が住んでいたお家ということで、この家をどう維持するかというお話をしました。オーナーの今の考え思いとしては、ここから先は立ち入り禁止という具合に人の出入りを絶やしてしまうよりも、家を生かすにはいろんな人の出入りをさせて良い気を巡らせた方がいいんじゃないかと言っていました。そうゆう思いもあって宿泊施設として貸したりしているようです。
その言葉から私もいろんな思いが浮かびました。家は人が住んでこそ家ですもんね。空き家にしてしまっては周りでにゃーにゃー鳴いてた猫がいいように自分たちの巣にしてしまうだけです。

けど現実問題、沖縄の古民家を未来に残すってお金が掛かるんじゃないのかなと思います。
昔の蔵を修復出来る人が全国に数える程しかいないみたいに、古民家を修復したり将来的に残せるように維持するにはそれなりの知識や技術、お金が必要なのではないかという無知の素直な考えです。
沖縄県竹富町の規模からクラウドファンディングで沖縄の古民家を未来へ残そうという方向性で資金集めは出来そうな気もします。そうすればお金もそうだけど、知識も集まるのではないかな。
これはあくまでも私の考え思いですが、沖縄の古民家に何か強い思い入れがあるわけでもない、たかが2泊しただけの東北から来た観光客にこれを未来に残したいと思わせるようなお家です。
お家が息をしてるんですね。スーハースーハーって。だからもっと長生きしてほしいなと思うのです。

やはり心や頭を動かす旅はいいです。
この日はこれこそ私がしたい旅だと充実感に浸り島の太陽は海へ潜って行きました。
1泊目の夜はカーチバイが常に激しく吹いていました。夜空も一等星、二等星が肉眼で確認出来るくらいで厚い雲に覆われていました。星空を撮りに来たけど、その夜は静かに古民家の中で過ごし、明日朝から行く体験ダイビングに備えて早めに寝ました。

そしてその夜にキジムナーと出会います。
古民家で一人の静かな夜のはずでしたが、大分賑やかになりましたよ。

長くなったので続きは『キジムナーと出逢った古民家のお話②』に書きます。


インスタにその古民家や黒島の写真があります。
アイコンの写真も黒島のその古民家でヤモリを追いかけていて偶然撮れた写真です。



miku tsuchiya
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