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八重山諸島 黒島で見た宇宙

by miku tsuchiya

しばらくの間ずっと悩んでいました。
文章を書くにあたりどんな視点、流れでまとめていこうかと。
私がブログを書く目的の軸は『行けない人、知らない人に知ってもらうこと』 なのですが、どんな風に展開すれば相手に伝わるだろうとずっと考えていたら
書く欲がすっかり失せてしまいました。
でも、書く欲が失せるような場所はいらないので
ここは自分の熱に任せて好きなように思いや言葉を紡いでいくことにしました。
すみません。
ごちゃごちゃ悩んだ時間が無駄でした。
そう言えば、『悩んだら好きな方を選ぶ』が私のモットーでした。
それすらすっかり忘れてた。

謎に前置きはいくらでも書けるのですがこの辺にしておきます。
タイトルの通り私は八重山諸島は黒島で宇宙を見ました!
満天の星空という言葉が一般的なんでしょうが
それでは表現が足りないくらいの大絶景でしたので
私は黒島のあの日の星空を表現するときに宇宙を見たんだよ〜っと言っています。

その八重山諸島 黒島はここです。

言っておきますが、何もないです(笑)

石垣港から定期船が1日3便ほど出ていて欠航も少なく
30分弱ほどで行ける八重山の中でも比較的行きやすい島ですが
牛と綺麗な海があるだけの島です。

【2017年6月 八重山諸島 黒島の牛】

この牛さん達は全国に出荷され
神戸に行けば神戸牛になり、米沢に行けば米沢牛になり、松坂に行けば松坂牛になります。
これは島の人との会話の中で知りました。

何もないですよとは言いましたが、
私が求めていたのはこうゆう場所でした。
確かに日帰りで来たり、南の島でのよくある休暇のイメージを想像して行けば
『なーんだよ。何もないじゃん!』ってなるのですが、
数日間、沖縄の古民家(この古民家のことは次回詳しく書きます)に泊まり、
島の人と会話し、島に吹き渡る風を感じ、白化が進んだサンゴ礁を見て自然を考え、
カラスにおにぎりを奪われ、ウミガメの産卵は見られなかったけど産卵の跡を見て命を考え、
夜には写真や言葉では表現し切れない程の壮大な星空を見て、
泊まった古民家で座敷童に会う不思議な体験をして
この小さな島には生も死も全てがあると感じました。
溢れるばかりの命と、命があるからにはもちろん死もあります。
これが宇宙というのではないでしょうか。

多くの体験をして、1日の終わりにこの星空を見て思いました。
なにも大気圏を超えて行く宇宙空間だけが宇宙ではないと。
生と死が織りなすこの地上でも実は時空を超えた活動は繰り広げられているのだと。
人のいろんな思いって説明付かないことが多いと思います。
愛情も悲しみも説明の付かない形のものが多く存在すると思います。
今人間の持っている叡智(えいち)を集結させてでも説明の付かない感情は
正に宇宙を描いているようです。
宇宙って難しいようで実は常に触れているんだと思います。

詳しいことは映画『インター・ステラー』を観てください。
私の今一番の映画です。と共に私にとって大切な映画です。

それにしても黒島の星空は言葉にならない程の景色でした。

【2017年6月 八重山諸島 黒島の伊古桟橋から】

夜になると本当に真っ暗闇なのですが、
ゆるい下り坂を自転車で一気に下りながら上を見れば
宇宙に吸い込まれて行くような感覚になります。
あの感覚が忘れられないです。
まだまだ見ていない景色や味わっていない感覚がいっぱいあると思うとこれからが楽しみです。

最後まで読んでくれてありがとう!


miku tsuchiya
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